LINEユーザー1人1人に合わせたユーザー体験を自動で提供できる「LINE Messaging API」

2017年06月18日 :

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昨年9月にLINEより提供開始されました「Messaging API」により、LINE@アカウントを友だち登録してくれたユーザーに対し、プログラムを使用して高度な返信や、LINE@側からの情報提供を行なう、いわゆる「チャットボット」の作成が可能になり、ユーザー1人1人に合わせたやり取りを自動で行えるようになりました。
プログラムを使用するので、企業の様々なデータベースやサービスと連携する事も、AIを用いる事も可能です。
この記事ではその概要と、私が作成したデモアカウントをご紹介します。

LINEの圧倒的な国内シェア

数年前まで、若者内でのみシェアが高い印象があったLINEですが、今ではあらゆる世代でNo.1の模様です。

国内月間アクティブユーザー数

  • LINE:約6600万人
  • Facebook:約2700万人
  • Twitter:約4000万人
  • Instagram:約1600万人

ソーシャルメディア国内ユーザー数推算値

※10代のユーザー数はLINE以外データ無し

出典元:LINEユーザー数 – LINE株式会社「LINE 2017年4月-2017年9月媒体資料」(http://ad-center.line.me/mediaguide/contents_type=93)
その他ユーザー数 – Social Media Lab「【最新版】2017年5月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ」(https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/)

Messaging APIでできること

メッセージ形式

LINE@アカウント単体では、単なるテキスト以外に、スタンプ、画像、クーポンや抽選ページ等をユーザーへ送信する事が可能です。
Messaging APIではこれが変わり、テキスト/スタンプ/画像/動画/音声/ロケーション/イメージマップ/3種類のテンプレートメッセージを送信できます。
分かりにくいのは、最後の2つでしょうか。イメージマップは画像上にクリック可能な部分を設定して、送信できます。
3種類のテンプレートメッセージは、下記になります。

コンファーム(意思確認)

「はい」か「いいえ」かなど、2種類の選択をユーザーに求める場合のメッセージです。

ボタン

ボタンテンプレート

1〜4つの選択肢をユーザーに提示できるテンプレートです。必要であれば画像も付与することができます。ユーザーに特定の商品・サービス情報を提示するのに適しています。

カルーセル

カルーセルテンプレート

上のボタンを、最大5つ同時にユーザーに提示できます。ユーザーとの会話の結果、絞り込まれた商品・サービス群を提示する等に適しています。

プログラムによるメッセージ作成

このAPIによって、プログラムを用いて送信メッセージを作成する事が可能になった為、従来LINE@の管理画面に手動で入力するだけでは到底できなかった、高度なメッセージ作成、ユーザーとのやり取りが可能になります。
最もよく見かけるのは問い合わせ対応です。従来から使用しているFAQを取り込み、自動対応するボットとしてユーザーに提供する事で、ユーザーにとっては問い合わせし易い瞬時に返答が得られるFAQを探し回る必要がない等のメリットが、企業側には問い合わせ件数が減る顧客満足度が向上する等のメリットが生まれています。AIと連携させると同時に、柔軟にオペレーターにも接続し、より短時間での解決、高い顧客満足度を実現している例もあります。
他にも商品検索・注文、来店予約、見積もり作成、アフターサポートなどなど、従来オンラインで行っていた事の多くを、より分かりやすい形で提供する事が可能でしょう。

ただし、チャットが適さないケースも多いので、注意が必要です。例えば同時に数十件以上の商品情報を閲覧できる方がマッチするような商品は適しません。複雑な条件を入力しなければいけない見積もり作成等も、ウェブフォームの方が適任でしょう。

料金

このAPIを使用するには、LINE@アカウントが必要です。API利用アカウントでは、ユーザーとの1:1トーク、LINE@アプリが使用できなくなります。それらが必要であれば、API専用のアカウントが必要です。
ユーザーへの返信のみ可能で、プッシュ送信ができないプランは、月額0円もしくは5,400円(APIの機能に差異無し。LINE@機能に差があります)、返信もプッシュ送信も可能なプランは月額32,400円です。
詳しくは公式Messaging APIページ内の「プラン紹介」をご覧ください。

ちなみに、大企業向けプラン「LINEビジネスコネクト」においても、このAPIが使用されています。大企業への導入・提案についてご検討の際には、LINE社が積極支援している「ビジネスコネクト開発パートナー」へご相談頂くのをお薦めします。
LINEビジネスコネクト公式ページ

デモ

今回、当社の情報提供を行なうデモアカウントを作成しました。下のQRコード、もしくはリンクから、当社アカウントを友だち追加して頂くと、チャットボットとやり取りできます。詳しくは友だち登録時のメッセージをご覧ください。

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友だち追加

※開発アカウントの為、友だち登録が50人までに制限されています。登録できない場合がございますが、ご了承ください。
※LINE@アカウントの友だち削除は、「公式アカウント一覧」内でアカウントを左へスワイプして「非表示」を選択し、その後「友だち追加」→「設定(歯車アイコン)」→「非表示リスト」内の「編集」ボタンで行なえます。

活用事例

ヤマト運輸

LINEでの配達状況確認、受取日時変更、配達予定や不在届の通知、送り状発行の簡便化等を実現しています。

NAVITIME

チャットでの乗り換え検索や、ショートカットメニューから1タップで乗り換え検索、時刻表、運行情報の呼び出しを実現しています。

LOHACO

AI、有人チャットを組み合わせて、問い合わせ対応サービスを実現しています。
【LINE】LINEを活用した法人向けカスタマーサポートサービス「LINE Customer Connect」の外部企業による初の導入案件として、アスクルの「LOHACO」が試験運用を開始

ご相談・ご依頼は当社まで

当社では、Messaging APIを用いたLINEチャットボットのご相談、ご依頼をお受けしています。
導入を検討したい、クライアントへ提案したい、等ございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
Mail: info@wonders.jp Tel: 052-265-8363
担当: 張山

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